自分の娘がワキガが原因でいじめられたらどうしよう…。
助けを求められたときに、どんな対策をしたらいいだろう…。
と、悩んでいませんか?
中学生くらいになると、思春期が近くなって
ワキガの臭いが気になり始める年頃です。
娘がワキガで苦しむ姿を見たくないですよね…。
ここでは、親ができる子供へのワキガ対策を
考えてみたいと思います。
◆ワキガが原因のいじめが増えています
ワキガは自分の言動で解消できるものではないので、
対策が難しいことで余計に苦しめてしまいます。
周りの人から陰口言われていたり、
親友と思っていた友達までみんなと一緒に笑ったりされると、
深く傷ついてしまいます。
まわりのいじめがエスカレートすると、
登校拒否や「死にたいと思う」子供も出てきます。
子供は人と違うことを平気で笑ったりしがちです。
言っている方は大して悪気がなかったりするので
なかなかいじめが無くなりません。
クラスメートや友達からいじめを受ける前に、
出来る限りの対策をしてあげたいですね。
◆思春期はワキガが発症しやすい年代
ワキガは身体の成熟と関連があるため、
思春期ごろから臭いがキツくなってきます。
それまではワキガ体質であっても
臭いも無いので自分も他人も気づきません。
いじめを受けた人の多くは、
小学校高学年から中学生くらいの間に
一番多くいじめをうけているようです。
多感な時期なので、子供の心を傷つけないよう、
ワキガの様子をみていきましょう。
◆子どものためのワキガ対策
子どもがワキガに悩まないために、
親が提案できる対策は次のようなことです。
ただ、これも子どもからのSOSがないのに、
自分からワキガ対策を提案するのは逆効果です。
自己否定された気がして、
友達から言われるより傷つきます。
お子さんから相談があってからにしましょう。
・汗をふき、制汗剤をこまめにつける
殺菌効果の高いデオドラントシートなどで脇を拭き、
ロールオンタイプなど、トイレでさっとつけられる
制汗剤を使うのも良いでしょう。
・ワキガ対策用のボディソープを使う
ボディソープは中身を入れ替えれば
何を使っているかわかりにくいので、
こっそりワキガ用のものにしておくと良いでしょう。
家族で共用すれば違和感もありません。
・食事に気をつけてあげる
母親としては食べるものに気を配ってあげましょう。
肉や乳製品など動物性タンパク質が多いものを避け、
発酵食品などを上手に取り入れて体内を中和させましょう。
◆一番は子どもの尊厳を大切にすること
子どもはワキガについて悩み始めると、
「自分はダメなんだ」とか、「生きている価値がない」
など、自己否定してしまうこともあります。
親として一番ケアしてあげるのは、
ワキガであろうとなかろうと、
あなたはあなたのままで素晴らしい
ということを伝え続けることです。
ワキガ対策は行いながらも、
お子さんを大きく見守ってあげてくださいね。