子供のワキガ臭にオロナインがいいという噂がありますが、
本当に効果があるのでしょうか?
オロナインは家庭薬として有名ですよね。
やけどやちょっとしたケガに塗ることが多く、
重宝するので一家にひとつはあると思います。
ただ、オロナインを脇に塗ったからといって、
ワキガの臭いが治ることはありません。
「ワキガは思春期の頃はみんな臭うものだ」
とほったらかしにしていると、
同級生にいじめられる原因になることもあります。
親御さんは心配でしょう。
脇を気にするあまりに汚い手で触り、
ニキビができてしまうこともあります。
さらにニキビが生じていた部分に凹みができたり、
色素沈着の要因になる可能性がありますので、
まだキレイな肌を傷つけないようにしてあげましょう。
粗雑に肌をこすって体を洗うと、
肌が摩擦で炎症を引きおこしたり、
皮膚の上層に傷がついてしまいます。
頑固なおできや毛のう炎になるかもしれません。
臭いはこすっても落ちるものではありませんので、
適切なケアが必要です。
臭いの原因はワキガ菌が餌となる皮脂などを分解する時に、
発生するものなので、脇をキレイにしておく必要があります。
ただし、脇にアポクリン汗腺があると、
いくら外からキレイにしても臭いはなくなりません。
臭いを軽減することはできますので、
皮脂や汗をかいたらそのままにしないようにします。
体は、基本的にお風呂に入る時に洗いますが、
脇はお風呂に入らなくてもお手入れできます。
日中も汗をかいたら拭く等しましょう。
常日頃から行うことだからこそ、
基本を守っていない手順で洗浄していると
皮膚にダメージをもたらすことになり良くないのです。
自己の体質にマッチしないケア商品などを活用し続けていると、
美肌になれないだけじゃなく、肌荒れが起こる可能性大です。
スキンケア用品を入手するときは、
自分に適したものを選ぶことが大切です。
年を取るにつれて肌のタイプも変わるのが通例で、
かつて使っていたコスメが合わなくなったという声もよく聞きます。
子供のうちは親御さんがしっかりチェックしましょう。
食べ物も大事です。
油が多量に使われた食品とか、
糖分がいっぱい入った甘味物ばっかり食していると、
腸内環境が悪化してしまいます。
肌荒れで悩むことの多い敏感肌の人ほど、
身体に入れるものを吟味しましょう。
特にお菓子(ポテトチップス等)、
チョコレート、清涼飲料水等は要注意。
マクドナルドやケンタッキーなどもおいしいのですが、
なるべく野菜中心の食生活をこころがけましょう。